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市民防災リーダー研修
皆さま、こんにちは。
北野工房のまち管理事務所スタッフのかみやんです。
本日は、神戸中央消防署にて「市民防災リーダー研修」が実施され参加してきました。
過去の災害から学ぶ防災に関する知識と実際の訓練で、非常に大切な内容でした。

阪神淡路大震災を経験している関西圏特に神戸市住民はその経験から地域防災の重要性を身をもって感じていると思います。
近い将来、発生する可能性が高いと言われる「南海トラフ地震」発生も見据えたうえで、災害発生時の初期段階で適切な消火活動、救援・救助活動をいかに実施していくかを学びました。

また、地域の住民と力を合わせての活動をしていくための防災訓練実施など
基本的な初期消火活動(効率の良いバケツリレー、消火器の使い方等)の実地訓練をしました。
阪神淡路大震災の時、実に悲しい記憶ですが災害発生から1日目に救助された場合の生存率は70%を超え、2日目になると、約25%に落ち3日・4日とたつにつれさらに低くなってきます。
災害時の公的救助救援は実際の消防署員の方の活動にも限りがあり、いかに初期段階で行動できるかを考えると
やはり地域住民の方々の協力が必須となります。
今日の訓練は、公的救助救援が到着する前にその地域住民の方々と行動していくために必要な知識と心構えを学ぶ防災リーダー研修訓練でした。
日々、防災意識をもって過ごしていきたいと思います。